2019/12/1(日)に開催されるPHP Conference Japan 2019にBASEに所属する3名のエンジニアが登壇します。BASEはこれまで開催されているPHPカンファレンスへの登壇並びにスポンサードをコミュニティ貢献活動として行ってまいりました。昨年のPHP Conference Japan 2018に続き、今年もPHP Conference Japan 2019に協賛いたします。
PHP Conference Japan 2019
PHP Conference Japan 2019とは、2019/12/1(日)に開催される、プログラミング言語PHPのカンファレンスです。昨年は、約1700人のPHPエンジニアが集った国内最大級のカンファレンスです。
BASEは、プラチナスポンサーとして本カンファレンスに協賛しています。
セッション内容
BASEからは、めもりー (@m3m0r7)・きんじょうひでき(@o0h_)・東口 和暉 (@hgsgtk)の三名が登壇いたします。
めもりー (@m3m0r7)
- レギュラーセッション: 25分
- 11:00〜 Track 2 (小展示)
- 所属: Product Dev Division 基盤開発
PHP における並列処理と非同期処理入門
みなさんは PHP で並列処理や非同期処理をする方法を知ってますか?以前は pthreads といった拡張機能があり、 PHP で並列処理を実現するには主にこの拡張を使用していました。一方で非同期処理に関しては、libevent だったり最近だと Swoole が注目されており、容易に PHP で非同期処理を行うことができます。 pthreads はデータの受け渡しが難しかったり、導入にはいくつかのハードルがありましたが、Swoole は一般的な拡張機能の導入の方法がほぼ同じなため導入しやすいです。 本セッションでは、 phtreads と Swoole を比較しつつ、実際に今まで触れてきたり、 pthreads の導入に挫折はしたもののプロダクションに導入しようとしたり、 Swoole を使って実際にアプリケーション開発をした過程をノンフィクションでトークできればと思います。
きんじょうひでき (@o0h_)
- レギュラーセッション: 25分
- 13:35〜 Track 5 (AB会議室)
- 所属: Product Dev Division 基盤開発
Composerって何?どう動くの?読んでみました!
Composerは、もはやPHPの現場に無くてはならない存在です。
内部構造に興味をいだいたことはないでしょうか?
ソースコードを読みましょう。今まで良く分からなかった「このエラーって何💢」に親しみを感じるかも知れません。
このセッションでは、 composer install
を例にして、パッケージ名の解決・バージョンの解決・.lockファイルの吐き出しといった普段利用するComposerの挙動を読み解いていきたいと思います。
東口 和暉 (@hgsgtk)
- スポンサーセッション: 25分
- 14:10〜 Track 4 (コンベ梅)
- 所属: BASE BANK, Inc. Dev Division Tech Lead
知見のない技術スタックをプロダクション導入するエンジニアの導入戦略
ビジネスを実現するために我々はさまざまな技術から選択する場面に出くわします。技術選択は適材適所で行うべきと問われつつもその技術に開発運用の知見がない場合、短期的に見た自分たちの慣れという優位性に引っ張られ、より適しているとは言えない選択をしてしまうというのは一般事象としてみうけられることだと思います。知見のない言語・フレームワークの採用における大きな懸念点は、短期的に見れば学習コスト・コード品質を保てるのか、長期的に見ればその技術で構築されたサービスを保守できるかという点が挙げられます。 このトークでは、BASEの新規事業において、知見のない言語を選択し、列挙された懸念を監視設計・コード検査・テストなどを駆使して乗り越えリリースしていった際の知見を話します。次の技術選定に立ち向かう戦略・ひとかけらの勇気をお持ち帰りいただければ幸いです。
最後に
PHP Conference Japan 2019は、公式ページにて参加申込可能です。
ブースにてお待ちしておりますので、皆様にお会いできることをとても楽しみにしています。