コンサル・VCからスタートアップへ。昨年入社のコーポレートメンバーが語る、上場後のいまだからこそ挑めるチャレンジ

こんにちは!Recruitngの高橋です!

BASEでは、さらなる企業成長を実現するために、コーポレート部門での採用を積極的に行っています。

そこで、コーポレート部門のメンバーはどのような仕事をしているのか、どういったバックグラウンドを持っているのか、なぜBASEに入社したのかを知っていただくべく、メンバーにインタビューを実施しました。
2019年10月の東証マザーズへの新規上場以降はコーポレート部門のメンバーも増え、チームとしてさらにパワーアップしています!

今回は昨年入社した、経営戦略・経営企画を担っているアランさん、IRを担っている河野さんに普段のお仕事や入社の理由などを伺いました。

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【Profile】
写真右:河野 祥子(かわの しょうこ) Corporate Division IR担当
1993年生まれ。山口県出身。新卒でVCのジャフコ グループ株式会社に入社。ベンチャー投資のソーシングとファンド出資者対応を担当。2020年10月にBASE株式会社に入社。CFO室でIRを担当。

写真左:アラン 理花(あらん りか) Corporate Division CFO室
大学卒業後、新卒でデロイトトーマツコンサルティングに入社。その後、外資系戦略コンサルティングファームArthur D Little等を経て2020年10月にBASE株式会社に入社。CFO室で経営企画業務に従事。

まず、河野さんとアランさんのお仕事内容を教えてください!

河野:私はIRを担っています。決算発表に向けた資料を作成したり、投資家さんとコミュニケーションとりながら、BASEグループのミッションや事業への理解を深めていただけるよう努めています。 入社直後のIRミーティングはCFOがメインでお話しし、そこに同席する形で参加していましたが、徐々に自分で話す割合も増え、最近は自分1人で任されることも増えてきました。

アラン:直近は、各部署の事業計画策定等のサポートを行っています。PAY(100%グループ会社)の方にはメインでコミットしており、事業方針の策定から関わっています。今後は、策定した計画に従い、各事業のモニタリング業務や全社として検討が必要な業務を行っていく予定です。

前職ではどのようなお仕事をしていたのですか?

河野:私は新卒でベンチャーキャピタルに入社しました。投資先を探すためにスタートアップの代表の方にお会いしたり、反対にファンドを集める仕事も行っていました。

アラン:私は新卒でコンサルティングファームに入社しました。前職もコンサルティングファームだったので、事業会社で仕事をするのはBASEが初めてなんです。

河野さんの転職のきっかけは何だったのでしょうか?

河野:前職では、投資先の方とコミュニケーションを行う仕事と、ファンド資金を集めるために自社の魅力を伝える仕事の両方を経験しました。投資する側、される側の両方の立場を経験してみて、私は自社の魅力を伝えることの方が楽しいと感じたんです。それがきっかけで事業会社というカテゴリーに対して興味を持つようになりました。

事業会社は沢山ありますが、その中でBASEを選んだ決め手は何ですか?

河野:私は実家が自営業で、経営する大変さを身近で見て育ちました。BASEを利用しているショップオーナーさんもご自身で経営されていたりすると思うのですが、自分の好きな生き方を体現されている一方で、価値を生み出す大変さだったり、責任の重さがあると思うんです。VCとは立場が変わりますが、価値を作り出す方々に寄り添うことができるようなプロダクトに関わりたいと思い、BASEへの転職を決めました。

また、BASEの個人やスモールチームをエンパワメントするというミッションにもすごく魅力を感じましたね。

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では、アランさんの転職のきっかけを教えてください。

アラン:コンサルタントとしての仕事にはやりがいを感じていました。一方で、職位が上がるにつれコンサルティングというビジネス自体を売っていく機会も増えて行く中で、実際に当事者として事業に関与する経験を通じ、組織の中で物事がどういったメカニズムによって駆動するのか、意思決定がどういったインセンティブでなされるのかを、自身が手触り感を持って理解していることの重要性を感じていました。そういった中で、機会があれば事業会社で経験を積んでみたい、とはずっと思っていたんですね。

そんなことを思っている時、たまたま妹が「ネットショップを作りたい!」と言っていて、「BASE」のことを教えてもらったんです。実はそれまで「BASE」のことは知らなかったんですが、妹の言葉がきっかけでBASEのWebサイトを調べたら、経営戦略の募集があって、なんかビビッときてしまって(笑)。当時転職をしようと考えていたわけではなかったのですが、自分の経験が活かせそうなポジションがあったので、思い切って応募することにしました。

あと、私は実家が自営業なので、昔から会社/組織で働くという生計の立て方以外にも生きる手段はあると漠然と思っていたんですが、今はお金を稼ぐ手段がまだまだ限定されており、かつ敷居も高いと感じていました。もっと多様な手段があっていいはずで、しかもそれが誰でも使えるように解放されればいいのにな、と思っていました。そういった考えは常に私自身の意思決定する際の判断基準というか、根本的な思想みたいになっていて。だからこそ、BASEという会社に出会った際にビビッときてしまったんだと思います。

そんな偶然があったんですね!

アラン:自分の興味関心と一致していたので、「これだ!」と直感的に思いましたね。もし事業会社に行くなら直接プロダクト作りに関わらないコーポレートという立場であっても、プロダクトに強く共感できる会社で仕事がしたいと思っていたので、自分自身がプロダクトに魅力を感じるかどうかは重視していました。

おふたりともミッションへ強く共感されたことがポイントだったんですね。それでは、今のBASEの企業フェーズにおける仕事のやりがいはなんですか?

河野:BASEは上場して1年ちょっとと、まだまだ若い会社で、ここからしっかりと組織をつくっていくフェーズだと思います。だからこそやるべきことがたくさんありますし、そんな魅力的なタイミングで業務に関われることにやりがいを感じていますね。仕事内容としても、自分が好きな上に、ユーザーさんが増え続けているプロダクトに関われることも嬉しいです。一方で、会社を代表して投資家の方々とお話しする経験は、身が引き締まります。

アラン:スタートアップは、事業・組織が急拡大していく中で様々な壁にぶつかると思います。特に上場して企業フェーズが大きく変わっていくタイミングは、今後の企業成長を大きく左右する勝負所だと思いますが、そんな激動の時期に自分がアプローチできる部分があることにやりがいを感じています。コンサルティングファームではトップラインの向上に関する検討をすることがあっても、限られたリソースをどう配分していくか等、実際にビジネスを推進していくうえでの課題に取り組むことはあまりなかったので、とても貴重な経験となっていますし、実際はこれが凄く難しいことも実感しています。これは、コンサルタントとしての立場からでは分からなかったことですね。

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では、今のフェーズならではの難しさや課題はありますか?

河野:直近では、GMV(流通総額)が急速に伸びたことで投資家の方々にご注目いただいています。この機会に改めて、企業のミッションや私たちが取り組んでいるマーケットについて伝え、その上でGMVの成長の要因を分解して伝えて、BASE事業の目的を正しく理解していただけるように努めています。そこが難しいところでもあり、IR担当としての腕の見せ所にもなりますね。

アラン:今まさに様々な機能・プロセスを整備・アップデートしている段階なので、どこで何が起こっているのか見失いそうになることもありますが、そういった状況を体系化していくプロセスを楽しみながら取り組んでいます。

一般的にエンジニアやデザイナーに比べ、バックオフィス部門の方々はあまり表に出られないのでぜひうかがってみたいのですが、おふたりから見てBASEのコーポレート部門は率直にどのような雰囲気のチームですか?

アラン:一言でいうと「ストイック」ですかね。

河野:そうですね。

アラン:CFOがストイックな方なのでその空気感がコーポレート全体としてもあるんだと思います。他のメンバーも真面目で仕事が好きな人が多いので、こういったチームの雰囲気と合ってるんでしょうね。

河野:私自身は出身が金融だったので馴染めるか少し不安でしたが、実際に入ってみるとフレンドリーな方々ばかりで安心しました。

それから面接でお話しした時も感じていましたが、本当にコーポレートのみなさんも、直接プロダクトに関わる仕事ではないのにもかかわらず、日々の何気ないコミュニケーションからプロダクトに対して愛を持って仕事しているんだなと感じますし、いい意味で驚きました。

仕事の中でハードな局面もあるとのお話もありましたが、そんな中でおふたりがモチベーションを保って仕事に取り組んでいらっしゃる理由は何でしょうか?

河野:先ほどの話と繋がるのですが、プロダクトに対して愛があることもモチベーションの一つとなっています。特にコーポレートの仕事は、ミスしないのが当たり前という緊張感のある仕事です。そんな中で自分の仕事のゴールを自分の仕事内に留めてしまったら少ししんどいですが、プロダクトの成長なども実感出来たら楽しみながら仕事ができますよね。

IRは初めてなので、これまでの自分では持ったことのない高さの視座を求められる時、大変だなと思う時もあります。でも、それは自分の限界を超える機会になってますし、そこに挑戦できる環境があることにモチベーションを感じていますね。

アラン:BASEでは自主性を尊重される文化があるので、プロアクティブに仕事ができる環境があります。自分が課題だと思うことに対し何かトライすることを、誰も止めたりしませんね。

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コーポレート部門では採用を強化していますが、河野さん、アランさんから見て、どういった方がBASEのコーポレートにマッチすると思いますか?

河野:やっぱり、BASEのプロダクトが好きなことが一番大切だと思います。IR担当としてもこれはすごく重要で、投資家の方とお話しする際、自社のサービスに魅力を感じているかどうかは言動から滲み出ますし、相手にも伝わるものだと思います。

アラン:ECというドメインより、個人やスモールチームを支援することに魅力を感じている方ですかね。いまはEC事業が大部分を占めていますが、BASEの見ているマーケットは個人やスモールチームという領域です。そこに魅力を感じる方は楽しめるんじゃないかなと。

また、BASEの組織はまだまだ整っていないところも沢山あります。そんな中、組織の強化や仕組みのアップデートをやりたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に働きたいです。

最後に、今後おふたりがチャレンジしていきたいことを教えてください!

河野:先ほどもお話ししましたが、まだまだ企業のミッションやBASEの見ているマーケットを投資家さんにきちんと伝え切れていないと痛感しています。引き続きIRを通じてBASEが目指している世界観を適切に理解していただく活動を続けることはもちろん、「●●のようなサービス」というように他サービスに例えられるのではなく、”BASE”として認知していただけるようにしたいなと思っています。

アラン:私は、BASEがさらに高い角度で成長し続けられるよう、日々の業務に粛々と取り組んでいきたいと思います。これからBASEがいろいろな壁に当たって変化していく時に、組織の成長をサポートし続けることができら嬉しいです。

インタビューを終えて

企業のフェーズ、そしてコーポレート組織が過渡期にあること、そしてその中で起きている課題に対し、コーポレートの皆さんが粛々と仕事に取り組まれている様子が伝わってきました。また、直接プロダクトと関わらないコーポレートという立場あっても、おふたりがプロダクトの成長を想いながら日々仕事に取り組まれているのをひしひしと感じました。

BASEでは、コーポレートのポジションも積極的に採用中です!ファイナンスや経営企画等の募集もありますので、今回のインタビューを読んで興味を持ってくださった方は、こちらからぜひご覧ください!

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