採用広報の飯野です。
今回は購入者向けショッピングサービス「Pay ID」のBusiness Divisionのマネージャー、三浦さんを取材しました。
三浦さんは大手金融企業で11年間、営業やサービス企画を経験した後、共通ポイント運営会社で戦略提携などを担当し、その後BASE株式会社(以下、BASEと表記)へ転職しました。「Pay ID」にはリニューアル当初(※)から携わり、現在はそのプロダクトの成長を支えています。
大手金融からITベンチャーへの転職で、業界・会社規模ともに大きく変化した三浦さん。転職理由や現在の仕事内容について詳しく聞きました。
(※) 「Pay ID」は、2021年11月にショッピングアプリ「BASE」とID決済サービス「PAY ID」を統合し、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」にリニューアルしています。

【Profile】
三浦 康太 (みうら こうた)
BASE Department Service Reliability Division Payment Group
Pay ID Department Business Division Manager
三井住友カードで11年間営業や企画、新規事業開発を経験後、共有ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティングに転職。3年間提携企業の決済サービス開発支援を担当し、その後2021年4月にBASE株式会社に入社。
現在は2部門を兼任。BASE Departmentでは決済サービスにおける決済事業者との窓口を担当し、業法・ブランドルール変化に対応するためのスキームの検討・交渉などをおこなっている。Pay ID Departmentでは「Pay IDアプリ」や自社決済のBNPL「Pay ID あと払い」のグロース担当としてマネージャーを務めている。
金融の経験を生かしたプロダクト開発へのチャレンジ
BASEは3社目となりますが、これまでの転職理由はどのようなものだったのでしょうか?
最初の転職理由は、自分のキャリアを考えたときに、長い目で見てやりたいことがやり続けられる環境に身を移したいと思ったからです。
会社の規模が大きいこともあり、これから先自分の希望に沿った業務をずっとできるかというとそうではありませんでした。今後自分のキャリアにとっては重要ではない業務を数年間担うということが何度か起こる可能性が充分にあったので、それであれば自分のやりたいことや自分のキャリアにとってプラスになるような役割を任せてくれる会社に転職した方がいいかなと考え始めました。
また転職する場合は、組織規模を小さくすることで、自分の裁量を大きくし担当領域を広くすることも重要視していました。そのうえで決済・レジ周りの領域を中心に、2社目の企業に転職しました。
そうなのですね。次の転職はどのようなきっかけだったのでしょう?
大きな案件が一通りリリースまで完了し、区切りができたというのがきっかけです。
タイミングよく転職エージェントの方から、「BASEが提供するEC上での決済について課題解決を担える人を探している」というご連絡をいただきました。BASE株式会社のプロダクトは立ち上げ当初から知っていて、おもしろいベンチャー企業だなと思ってたこともあり、お話を聞いた段階で良いご縁だと思いました。そのような会社でこれまでに培った経験を応用しながら課題解決に携われることに強く興味を持ち、2度目の転職を決意しました。
また新たなチャレンジをしたいと思われたのですね。
そうですね。今までの自分の経歴は決済やポイントなどで、いわゆるレジ周りの機能提供に留まっていたんですよね。いつかそういった自分の知見や経験を活かしてEC領域のプロダクトに携わりたいと考えていました。

購入者向けショッピングサービス「Pay ID」。プロダクトの魅力
現在のお仕事内容を教えてください。
BASE DepartmentとPay ID Departmentの2つの部門で業務を担っています。
BASE Departmentで担当しているのは、ネットショップ作成サービス「BASE」における決済事業者との交渉や調整ごとのフロント業務です。ネットショップ作成サービス「BASE」でショップを運営する際に、購入者様向けの様々な決済方法をまとめて導入できる仕組みとして「BASE かんたん決済」というものがあります。
通常、加盟店がネットショップで複数の決済方法を導入するには、それぞれの決済会社と個別に契約を結ぶ必要がありますが、「BASEかんたん決済」を使えば、その手間が一切かかりません。せっかくショップの開設に意欲を持ったショップオーナーの皆様が、煩わしい手続きで出鼻をくじかれてしまうのは本当にもったいないです。少しでも簡単に、早く決済機能を提供できるよう日々様々な決済事業者とコミュニケーションをとることが私の業務です。
そして現在、私の主務であるPay ID Departmentでは「Pay ID」というプロダクトのグロース責任者をしています。 「Pay ID」というプロダクトは、現在大きく二つの機能を持っています。
一つ目は、アプリ機能です。ネットショップ作成サービス「BASE」を使って開設されたネットショップの商品を探したり購入したりできるショッピングアプリです。ショップオーナー様が課題に感じることの多い集客をサポートするため、購入者様にアプリを通して商品との出会いを提供しています。
二つ目は、決済機能です。ネットでお買い物する際にクレジットカードや配送先情報を毎回入力するのって手間ですよね。ネット上の決済における購入者様のストレスを少しでも減らすための決済機能を提供しています。2023年には自社決済サービスのBNPL「Pay ID あと払い」をリリースし、「BASE」で開設されたネットショップや「Pay IDアプリ」で買い物をするときにクレジットカードが無くても、簡単な情報入力であと払い決済ができるサービスを提供しています。購入者様のよりスムーズな決済体験を実現できるよう、今も決済の機能強化に努めています。
今後は「Pay IDアプリ」の集客力を高めながら、「BASE」をご利用されているショップの商品が購入者様の目に触れやすくなり、これまで認識していなかったショップと出会い、これまで以上に買い物を楽しんでもらえるようなサービスを提供していきたいです。こういった体験を作っていくことが、私たちの重要な役割です。

入社後に特におもしろいと感じたプロジェクトはなんですか?
まさに今、Pay ID DepartmentでおこなっているBNPL「Pay ID あと払い」のプロジェクトはおもしろいなと感じます。新たな決済サービスを生み出して、さらにそれを世の中に使ってもらえるようにグロースさせていく体験ってなかなかできないことだと思うんですよね。実際に今もプロダクトマネージャー・デザイナー・エンジニアの皆さんと大小様々な施策を打ち出し、それによって「Pay ID」ユーザーの方が増えていくのを見ることができ、非常に手触り感があっておもしろいです。毎日チーム一丸で試行錯誤しながら進めています。
前職の2社とBASEとではどのような点に違いを感じられますか?
前職の2社は担っていた業務のほとんどがまさに大企業という法人が多く、携わっていた商材やサービスを使うエンドユーザーを実感するシーンが少なかったように思います。BASEに入ってからは、エンドユーザーの声を聞いたり、実際にショップオーナー様とお会いする機会もありました。ショップオーナー様がどんなことに悩んでいるのか、どんなことに興味を持っているのかといった声を聞けることで、自分がどのように支援していくかを具体的に考えられるようになったことは非常に大きな変化でした。
やはりお客様に喜んでもらえていると実感できたときはやりがいを感じますか?
はい。実は最近、古着のショップが集まるオフラインイベントに参加させていただき、ショップオーナー様が実際に接客し販売する場に立ち会うことができました。「Pay IDチームの取り組みで新しい購入者様との出会いが増えた」と話しかけてくださったときは非常に嬉しかったです。またお買い物をしに来場された「Pay ID」ユーザー様ともお話することができました。私よりもアプリを使いこなして商品を探し出していたり、とてつもない量のショップをフォローしていたりと、皆さんがアプリを楽しんでくれている話を直接聞けたのは非常にモチベーションが上がりました。
「Pay ID」は社内サービスで唯一の購入者向けサービスですが、そのサービスに携わる面白さについて教えてください。
「Pay ID」のおもしろさは、たくさんの良い商品とそれを探すユーザー様がマッチングされる瞬間にあります。ユーザー様自身が探り当てるケースもあれば、ユーザー様の趣向に合わせたレコメンドがヒットすることもあります。好きなものに出会って、スムーズに買い物を完結できるような環境作りは、難易度も高いですが本当におもしろいです。
そして、そのためにユーザー様の「興味に寄り添う」という点は、Pay ID Departmentで働く特徴だと思います。ショップのなかにはたとえば、アウトドアやビンテージなどの個性的でおしゃれなアイテムや、生産者から直接買える新鮮な食品など、多様でニッチなショップが集まる傾向にあります。そういったショップを展開するショップオーナー様と向き合い、興味を持ってくれた購入者様に伝えていくといったコミュニケーションはすごく楽しい部分だなと思います。
ユーザー様にとっての使いやすさは、「Pay ID アプリ」の成長に一番影響が出るところです。僕らの仕事はすべてユーザー様のことを一番に考えておこなっています。

リリースから携わってきたプロダクトを成長させる喜び
今後はどんなことにチャレンジしていきたいですか?
今以上にいろんな選択肢を購入者様、ショップオーナー様に提供していきたいと考えています。
「Pay ID」ができて約4年、ショッピングアプリの「Pay ID アプリ」をリリースをしたり、BNPLサービス「Pay ID あと払い」をリリースしたりと少しずつ進んできました。しかしまだまだ道半ばで、さらにこれからより良いプロダクトを目指しアップデートしていく必要があります。
たとえば、BNPLサービスを始めた理由は、購入者様が買いたいときに買いたいものを買える状況を作ってあげたいという想いがはじまりです。そこからさらに「分割払いができたらいいよね」とか「ポイントを使えたら大きな買い物も一歩踏み出しやすくなるよね」といったように、買うのをためらってしまう理由を一つずつ消していく施策をおこなっています。
現状に満足せず、もっといろんなユーザー様の「買いたい」を実現させていきたいなと考えています。
また、「Pay ID」のアクセプタンスマークを全国の購入者様に認知される状態にしたいなと思っています。認知されるということは、それだけ多くの方が「便利だな」「使いやすいな」と思ってくれているのに加えて「良い商品に出会えた」「良い商品を購入できた」という結果を作れている状態だと思います。今時点では、そこに向かって日々のチャレンジを積み重ねていきたいです。
最後に
エンドユーザーの顔が見えるということは「自分が誰に対してどのような価値提供をおこなっているのか」をより強く実感できることでもあります。
作ったサービスが届くべきところにしっかりと届いていると認識できることは、プロダクト開発に携わる方々にとって大きなやりがいの一つです。
「自分らしいショッピング」を楽しめる世界を実現するためのプロダクト「Pay ID」。その成長を牽引するおもしろさを伺えたインタビューでした。
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