【メンバー紹介 vol.1】デザインチーム

社長室の米田です。

今回から、「BASEのチームをもっと知ってもらいたい!」ということで、チーム紹介の記事を始めました!

今回はネットショップ作成サービス「BASE」およびショッピングアプリ「BASE」のデザインを担当しているメンバーに現在取り組んでいるプロジェクトや、入社した経緯、今後やってみたいことをインタビューしました!


【Profile】
北村 直巳(きたむら なおみ)
BASE Product Division デザインリード

1988年生まれ。専門学校卒業後、デザイン制作会社に新卒入社。受託のデザイナーとしてDTPや企画などデザイン業務全般に携わる。その後、インハウスのUIデザインを経験し、2017年5月にBASEへ入社。現在はネットショップ作成サービス「BASE」とショッピングアプリ「BASE」のUIデザインに携わりながら、デザインリードとして新規機能の開発も進めている。

小山 千紘(こやま ちひろ)
BASE Product Division デザイナー

1990年生まれ。神奈川県出身。武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科卒業後、Webの制作会社へ入社。その後、オリジナルTシャツ作成サービスを提供するスタートアップ企業へ1人目のデザイナーとして入社し、ブラウザ上でTシャツのデザインを作成する「デザインエディタ」のフルリニューアルなどを経験。2018年2月にBASE株式会社へ入社し、現在はEコマースプラットフォーム「BASE」の次世代管理画面プロジェクトやデザインガイドラインの作成に従事している。

野村 惇(のむら じゅん)
BASE Product Division デザイナー

1980年生まれ。大学で工業デザインを学んだのち、UIデザイン制作会社に入社。その後別の制作会社の創業に関わり、そのまま受託系のUIデザイナーとして10年ほど従事する。2017年より個人でも仕事を受け、スタートアップ数社と関わる。デザインとエンジニアリングの境界部で活動することが多く、エンジニアとして勤めた時期もある。2019年4月にBASEに入社。UIデザインを主業務としつつフロントエンド実装にも関わっている。


自己紹介も兼ねて、現在関わっているプロジェクトや役割を教えてください!ではまず北村さんから。

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北村:ネットショップ作成サービス「BASE」およびショッピングアプリ「BASE」のデザインを担当しています。新規機能の開発や既存機能の大幅改修がメインですが、細かいバグ修正の対応も随時行なっています。

現在携わっているプロジェクトとしては、主にショップのデザインテンプレートの改修プロジェクトと新規App(ネットショップ作成サービス「BASE」の拡張機能)の開発プロジェクトに携わっています。WebのUIデザインをメインに、アプリのUIデザインも担当しています。

バグの対応については、ユーザーさんからのお問い合わせの中でCSからエスカレーションされたものや、Slackの #ダサいぞ というチャンネルで、プロダクトに関して社内のメンバーから「ここはもっとこうしたほうがいいんじゃないか?」という意見があげられるのでそれを参考にデザインの改修を行なっています。

2019年の1月からはデザインリードに就任されていますが、何か変わったことはありますか?

北村:仕事内容が大きく変わったわけではないですが、日々いろんなチャンネルでBASEのプロダクトについて議論が行われているので、その中でデザインが関わるものはなるべく首を突っ込むようにしています。デザイナーだけで解決できないものは他チームを巻き込みながら、対応の優先順位をつけて改善を行っています。

続いて小山さん、お願いします!

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小山:私も北村さんと同じく「BASE」のデザインを担当していて、今はネットショップ作成サービス「BASE」の管理画面をフルリニューアルする「次世代管理画面プロジェクト」と、北村さんと一緒に新規Appの開発に携わっています。

新規Appの開発では、私が管理画面、つまりオーナーズ(ショップオーナー)が普段使う画面のデザインしていて、北村さんはショップを訪れた購入者さんが触れる部分のデザインを担当する、という役割分担をしています。

購入者さんがショップと接するポイントは、ショップオーナーさんが作成されたWebのネットショップの画面とショッピングアプリ「BASE」の2つの接点があるので、私はその両方を担当しています。

これまでは新規Appの開発をする場合、オーナーズが使う画面も購入者さんが使う画面も1人のデザイナーがデザインを担当していたのですが、今回初めて1つのApp開発で担当のデザイナーを2人にして役割分担をするという試みをやっています。

というのも、そもそもショップの管理画面と実際に商品を購入できるショップページで対象ユーザーが違うので、それぞれの対象ユーザーに対して責任を持ってUXを考えていこう、という経緯で始めた取り組みです。

北村:デザインチームとしても初めての取り組みなので、色々と試行錯誤しています。

では、まだ入社して1ヶ月ちょっとだと思いますが、野村さんも自己紹介をお願いします。

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野村:そうですね、まだ入社して1ヵ月なのでBASEのデザインチームがどのように仕事をしているかまだまだ勉強中ということもあって、いま北村さんと小山さんの話を聞いていて「へぇそうなんだ」と思うところもあったくらいなのですが…(笑)現在は主にショップオーナーさんが使っている管理画面のバグ修正をやったり、とあるフォーム入力画面をトライアル的に1から作ったりしてます。

みなさんありがとうございます。それでは入社したきっかけを教えてください。では一番入社した時期が近い野村さんからお願いします。

野村:少し前のことからお話しすると、1年半くらい前から会社に勤めながらフリーランスでデザインの仕事もしていて、ここ1年くらいはフリーランス一本で仕事してました。2018年の夏頃からは業務委託として30人規模のスタートアップで1人デザイナーとして仕事をしていました。

私はそれまで受託でデザインをやっていたので、基本的に人から指示されて動くことが多かったんです。業務委託で働いていたスタートアップでは1人デザイナーとして仕事をしたのですが、過去の習慣からなかなか自発的に動けず、うまくいかないと感じることが多々ありました。

いきなりスタートアップで1人デザイナーになったのは失敗だったんじゃないかと感じまして、まずはどこかインハウスのデザインチームに所属して、インハウスデザイナーの振る舞い方みたいなものを学ぶべきだな、と思ったりしました。

その時すぐに転職を考えたわけではなかったのですが情報収集はしておこうと思い、デザイナードラフトという転職サービスに登録してみたら、BASEから声がかかったんです。カジュアル面談でデザインチームのマネージャーの早川さんとお話しして、自分のやってきたこととBASEのデザイナーの仕事がすごく合ってるなと思いました。ただ、当時はもう少し1人デザイナーを頑張ってみたいと思っていて、転職はしませんでした。

しばらくして、やはりチームの中でデザインをしたいなと強く思うようになり、委託契約が終了するタイミングで複数社にお話を聞きに行きました。その中でもBASEが一番自分のやりたいことと合っているなと思ったので、BASEに入社を決めました。

では、小山さんのお話も聞かせてください。

小山:私もBASEに転職したきっかけはデザイナードラフトでした。

これまでWebの制作会社に勤めていたこともあったのですが、受託や制作の会社より自社サービスを作っている会社のほうが自分に合っているのではないかと思っていたことと、デザイナーの仕事としてはおしゃれなグラフィックを作るというより、使いやすさを突き詰めてUIやUXを作っていく方が自分には合っているのかなと思っていたので、その2つが転職活動で仕事を選ぶ際の軸になっていました。

その点でBASEは「お母さんも使える」をコンセプトとしていて、ショップを作るための管理画面の使いやすさを一番大事にしている点が自分にマッチしていると思いました。

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それから自分も趣味でイラストを描いたりアクセサリーを作ったりしているので、オーナーズに対する親近感を持っていました。なのでユーザーに近い視点でデザインができ、BASEでデザインのお仕事をするのが楽しそうだなと思って入社を決めました。

お二人ともデザイナードラフト経由なんですね!では北村さんも入社した経緯を教えてください。

北村:前職も自社サービスをやっていた会社だったんですが、トップダウンで施策が決まる会社だったので、1デザイナーとして自分で企画から施策を考えたいという思いがあり、転職活動の際はデザイナー目線でサービスを作れる会社を探していました。自分の好きなイラストレーターさんが「BASE」を使って作品を販売されていたこともあって、BASEの選考を受けました。

正直、面接を受けるまではBASEにすごく入りたかったわけではなかったんですが、面接してくださった早川さんや鶴岡さんと話してみて、自分が元々触れてきたインターネットの文化とBASEの社内のインターネットの文化がすごく近くて、BASEっていいなと思ったんです。BASEの文化や社風に惹かれて入社を決めました。

メンバーの雰囲気が決め手だったんですね。

野村:北村さんの話を聞いてて思い出したんですけど、BASEはオフィスの空間というか、会社そのものの物理的な利便性がいいなと思ったんです。

それは、どういうことですか?

野村:カジュアル面談の際にオフィスの中を見せてもらった時に、ウォーターサーバーや飲食物を購入できるオフィスサービスが共有スペースにほどよく配置してあり、執務エリアは机が整然と置かれていたりと、オフィス空間全体がシンプルで使いやすく置かれているなと感じたんです。

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僕は、組織のおかれている空間そのものがプロダクトに反映されると思っているんです。フリーランス時代に営業のために様々な会社さんのオフィスを訪問していたのですが、BASEのオフィスはシンプルで使いやすく作られているなと感じました。過度な装飾は無いけど、殺風景でもない。それが誰かが仕掛けたというより自然発生的にそういうオフィスになってるように感じたんです。BASEのプロダクトのコンセプトとも通ずるものを感じて、そこがすごくいいなと思いました。

その視点で会社を見ているというお話は私も初めて聞きました(笑)面白いですね!では最後に、今後取り組みたいことや注力していきたいことがあれば教えてください。

北村:会社全体に向けての取り組みで言うと、現在担当のデザイナーがブランドポリスとなり、ブランドポリシーの整備や社内向けの研修を行っていて、会社全体のデザインの意識が高まってきているのを感じるので、そのバックアップをデザインチーム全体でやりたいです。「BASEってこういうデザインだよね」という認識を言語化して、社内に浸透させていきたいです。

数か月前からデザインチームに外部顧問の方に入っていただいているのですが、その方がUI/UXやブランドについての知見をお持ちの方で、社内全体へのブランド意識を高めるワークショップを実施した経験があるそうなので、そういった方からアドバイスをいただきながら進めていければなと思っています。

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自分の思うブランドポリスの役割は、BASEのメンバー全員に「これってBASEらしいのか?」と常にBASEのブランドを意識する気持ちを芽生えさせることなので、それをさらに進めていきたいです。

プロダクトに関しては、先ほどお話ししたようにデフォルトテーマのリニューアルに取り組んでいるので日々議論しながらプロジェクトを進めているところです。オーナーズは自分のブランドを作ったり、表現したい方々が多いので、オーナーズがご自分の実現したい世界観を「BASE」のショップでより実現しやすいプロダクトにしていきます。

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小山:いまは次世代管理画面のプロジェクトをメインでやっているのですが、まだまだリニューアルが完了したページはごくわずかなので、すべてのページのリニューアルが完了するまで引き続き頑張っていこうと思います。

また、リニューアルをするだけではなく、「なんでこのデザインになっているのか?」を言語化していこうと思っています。今後は私以外のデザイナーも次世代管理画面を作っていくことになるので、他のデザイナーがデザインを作るときに「次世代の管理画面ってこうあるべきだよね」という思想の部分がブレないようにしたいです。

社内で「BBQ」というUIコンポーネントライブラリも作っているのですが、デザインガイドがまだまだ整備されていない部分があったり、ドキュメントが整っていない部分もあるので、そういうところに注力していきたいです。

野村:私はまだ入社したばかりということもあるので、これをやろうっていうのは固めずに、まずはBASE社内のプロダクトの作り方を理解しているところではありますが、漠然と考えているのは、北村さんが話していたようにBASEメンバー全員でBASEのデザインを考えるようにしたいということです。

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ここ数年で「デザインの民主化」という言葉をデザイナー界隈でよく耳にするようになりましたが、BASEでもデザイナーだけでなく例えばカスタマーサクセスや経理のメンバーなど組織全体でBASEのデザインを考えていけるよう、デザインチームからはたらきかけていきたいです。

北村:デザインというとビジュアルデザインを想像されるかもしれませんが、それだけでなくテキストなども含めて「BASE」のデザイン、ブランドだと捉えています。テキストの1文字でも「こういう表現のほうがわかりやすいんじゃないか?」というような問題提起をメンバーみんなでできればと思っています。

野村:問題の発見は、デザインのスキルがなくてもできることなので、BASEのメンバー全員でプロダクト改善に取り組めればいいなと思っています。また、「これいいね、もっとこうしよう」というポジティブな起点でプロダクトをよりよくしていける仕組みを作れるようにしたいです。


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