2021/10/02(土) ~ 2021/10/03(日) の日程で開催される PHP Conference Japan 2021 へ BASE に所属する 5 名のエンジニアが登壇します。
また、スポンサーツアーにて出張版 BASE Engineer 座談会を開催します。
BASE はこれまでにも開催されている PHP カンファレンスへの登壇並びにスポンサードをコミュニティ貢献活動として行って参りました。
PHP Conference Japan 2021は、新型コロナウィルス(COVID-19)感染症拡大防止のため、オンライン開催での開催となります。
BASE は、プラチナスポンサーとして当カンファレンスに協賛しています。
セッションの内容について
粟村 (@tawamura1224) : ElasticsearchとKibelaを活用したSlackでのCSお問い合わせ対応業務の改善
- 2021/10/02 14:20〜 Track1
- スポンサーセッション: 25分
- 所属: BASE, Inc. Product Dev Division
ユーザからのお問い合わせに対して適切な回答を行うことは、様々なサービスを提供する上でとても重要です。弊社ではその中でも技術的なお問い合わせについて、Slack上で問い合わせ担当エンジニアへ調査を依頼する業務フローが存在します。現在、問い合わせ担当エンジニアは当番性であり、担当領域以外の問い合わせについても対応しています。この業務フローに関して、新しいお問い合せのうち、一部は過去に対応したお問い合わせと類似したものや一致するものが存在し、回答の参考になることがあります。
本セッションでは、新しいお問い合わせについて、過去のお問い合わせから類似するものをAmazon Elasticsearch Serviceを使用して自動で抽出し、同時にKibela Web APIを使用して関連するドキュメントを検索した上で、Slackのスレッドに投稿するシステムについて導入した話を紹介します。
大津 (@cocoeyes02) : Composer2.0 新機能概論
- 2021/10/03 13:00〜 Track2
- レギュラーセッション: 25分
- 所属: BASE, Inc. Product Dev Division
2020年10月24日に、Composer 2.0がリリースされました。
Composer初のメジャーバージョンアップデートですが、どんな新機能が増えたのでしょうか?
そこでComposer2.0で新しく実装された機能について、時間が許す限りご紹介・解説いたします。
時間の都合で全ての機能について触れられない可能性がございますが、以下の機能について触れる予定です。
- パフォーマンス向上
- アーキテクチャの変更による依存関係の更新プロセスの改善
- ランタイムの新機能
- 依存関係のエラーレポートの改善
- パッケージのバージョンの部分的な更新
- その他便利なオプションなど
東口 (@hgsgtk) : PHPでWeb Driver Clientを自作する〜己の手でブラウザ操作自動化を完全理解する方法〜
- 2021/10/03 17:00〜 PHPカンファレンス大LT大会
- LIghtning Talk: 4分
- 所属: BASE BANK, Inc. Dev Division
昨今のE2Eレベルのテストではその自動化テストのツールとしてSeleniumに代表されるようなブラウザ操作ライブラリが使われます。
Seleniumなどを使ったことがある人は多いでしょうか?ではその裏側で行われている仕様については知ってますでしょうか?
本トークでは、PHPで実際にSeleniumのようにブラウザを動かすツールを自作するプロセスでそれらの仕様を理解する場を提供します。本トークで得られることは以下です。
- ブラウザ操作するために必要なWebDriver
- WebDriverについてのW3C勧告の標準化仕様
- WebDriver Wire ProtocolというInterface仕様
- PHPでWebDriverとコミュニケーションをしブラウザを動かす方法
本トークを経て、WebDriverについての理解が深まることで、ブラウザ操作の自動化についての技術的理解が一段深まるお得な4分間にいたします。
古賀 (@gatchan0807) : アプリケーションのデプロイを高速化するためにnode_modulesに手を出した話
- 2021/10/03 17:00〜 PHPカンファレンス大LT大会
- LIghtning Talk: 4分
- 所属: BASE, Inc. Product Dev Division
みなさんのアプリケーションのデプロイは高速ですか?
昨今のWebアプリケーション開発では、UIはVue.jsやReactなどを使ったSPAとして提供し、PHPはAPIとしてデータを提供してSPAと連携する構成がよく見られます。
ただ、この構成で長く提供されているWebアプリケーションであればあるほど、UIの変更や更新が頻繁に行われるSPAのコードの中身は複雑になり、ビルドが少なくない時間を取ってしまってデプロイフローの開始から完了までの時間が長くなってしまう問題が発生してきます。
今回は、そういった課題が発生したWebアプリケーションのデプロイを高速化するために、PHP側の改善はもちろんのこと、フロントエンド目線でnode_modules周りやフロントエンドビルドツールまで手を加えた際のTipsをお話できればと思います。
このトークをお聞きいただき、高速なデプロイを手に入れて、高い開発体験とWebアプリケーションを使ってくださるユーザーさんに対して価値提供の高速化を実現する一助になれば幸いです!
PHP Conferenceの参加は初で、大きいカンファレンスでの登壇経験は浅いので、なにとぞお手柔らかにお願いします!
永野 (@glassmonekey) : これでリリースも怖くない!フィーチャートグルを導入入門
- 2021/10/03 17:00〜 PHPカンファレンス大LT大会
- LIghtning Talk: 4分
- 所属: BASE BANK, Inc. Dev Division
皆さんリリースの頻度はどれくらいでしょうか?
毎日、毎週、もしかして毎秒だったりしますでしょうか。
一般的に我々開発者が顧客に望まれるプロダクトを作るためには高頻度のリリースは必要不可欠です。
しかし、それを実現するためには完全に作り込んだ機能が実現できてないといけないのでしょうか。
今回は未完成の機能をプロダクション環境に混ぜ込むための、フィーチャートグルの概念、効能をご紹介します。加えてlaravelに組み込んだ例もご紹介します。
スポンサーツアーについて
スポンサーツアーに変わりまして、独自企画として出張版 BASE Engineer 座談会を開催します。
- 2021/10/03(日) スポンサーツアーTrack 14:00~
- スポンサーツアー: 30分
- 場所: PHPカンファレンス Discordサーバーのチャンネル
司会は炭田(@tanden)で、スポンサーセッションでもお話ししました「お問い合わせ対応」をテーマとしてBASE所属のエンジニアに語ってもらいます。
是非PHPカンファレンス Discordサーバーのチャンネルへお越しください。
最後に
PHP Conference Japan 2021 の当日のチケットは下記よりお申し込みいただけます。
それでは、みなさまにお会いできることを楽しみにしております。